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【阪神】開幕ローテ固まった、2カード目DeNA戦は才木、ビーズリー、デュプランティエが濃厚


藤川球児監督率いる阪神タイガースは、2024年シーズンの開幕投手ローテーションを確定しました。28日の広島戦では、村上頌樹投手が初めて開幕投手を務めることが決定しています。ジョン・デュプランティエを含めた新外国人投手や才木、ビーズリーといった投手陣も最終調整を行い、DeNA戦に向けて準備を進めています。藤川監督は選手たちに「集中してやっていこう」と声をかけるなど積極的に指導を行い、開幕に向けた士気を高めました。また、即戦力ドラフト1位の伊原陵人投手も、中継ぎとしての役割が期待されています。チームは2年ぶりの優勝を目指して、開幕ダッシュに力を入れています。

投手指名練習を視察に訪れナインと話す藤川監督(撮影・加藤哉)

藤川阪神のV奪回開幕ローテ6人衆が固まった。3・28開幕広島戦(マツダスタジアム)には村上頌樹投手(26)が、初の大役マウンドに上がることを公表済み。開幕カード1週間前となった21日からのオリックス3連戦(京セラドーム大阪)では、村上、富田、門別が最終調整登板を完了させた。

焦点は2カード目だった。24日に日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎で行われた投手指名練習では、新外国人右腕のジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)がブルペン入り。25日からのウエスタン・リーグ、オリックス3連戦(京セラドーム大阪、杉本商事BS)には、才木、ビーズリー、デュプランティエの順番でマウンドに上がる見込みだ。1週間後となる開幕2カード目のDeNA戦の順番とみられる。

この日は藤川球児監督(44)が、指揮官としては異例とも言える先発投手練習を視察した。アップ前の円陣では、自ら選手たちに「集中してやっていこう」と声をかけたという。開幕カードの先発マウンドを託す6人は内定したが、指揮官に隙はない。23日にオープン戦全日程が終了。新任監督は「風邪をひいたら、変わってしまう。(開幕メンバーは)ギリギリに決まる」と話し、慎重姿勢を崩さない。

開幕先発ローテから外れたが、即戦力ドラフト1位伊原陵人投手(24=NTT西日本)は、オープン戦最終カードでブルペン待機も経験。先発、中継ぎのジョーカー的存在として、開幕メンバーとして待機する。23日夜には、首脳陣、選手、スタッフらを交えた焼き肉決起集会も開催。2年ぶりV奪回へ、開幕ダッシュを担うスターターのピースが埋まった。【伊東大介】

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