
日本野球機構(NPB)は24日に都内で会見を開き、オンラインカジノ問題に関与した8球団計16人に対し、制裁金を課すことを発表した。総額は1020万円。自己申告者は20日までに1人増えて、オリックス山岡泰輔投手(29)を含めて16人になった。また、NPB及びプロ野球12球団は、オンラインカジノの利用者が生じたことを受け、制裁金と合わせて計3000万円を、ギャンブル依存症対策等に取り組む団体等に寄付することを決めた。
制裁金の金額については、立場や年俸に基づく目安を協議した上で、各所属球団が賭けの回数、期間、頻度、賭け金額、時期など調査結果をもとに決定したという。
NPB・中村勝彦事務局長は制裁金の金額の幅について「10万円から300万円の間」と言及。自己申告者が1人増えた時期については「3月20日締め切りですのでその時点」と説明した。