
オンラインカジノ利用によるコンプライアンス違反の疑いで一時活動を自粛したオリックス山岡泰輔投手(29)が21日、大阪・舞洲の球団施設で取材に応じた。
「このたび、ファンの方、チームメートなどたくさんの方々にご心配とご迷惑をおかけして、本当におわびします。たくさんの方々が応援してくれてる中で、その信頼を裏切ってしまったことを深く反省しています。これから、また野球に対する気持ちを一から変えて、全力でやっていきたいと思っています」
宮崎キャンプ中だった2月18日、過去に海外でカジノのライセンスを取得しているサイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会に参加していた事実が発覚。同21日に球団が活動自粛を命じてから、3月12日まで約1カ月間、自宅でトレーニングしていた。「チームメートなど、いろんな人から連絡いただいて、すごく野球ができないというもどかしさ申し訳なさがありました」と反省を口にした。
また、山岡の問題発覚後、NPBは12球団に調査を呼びかけ、山岡を含め、8球団で計15人が過去に利用していたことが判明した。ただ、球団や名前は伏せ、山岡のみが公表された形となっていたが「他の選手がどうこうというよりも、僕自身がやってしまった行動を球団の方と話し合ってそういう結果にしたというところ」と語った。
この日からチームに合流。ファンに向け「本当に野球をしている自分を見せられてない期間が1カ月ぐらい続いたので、ここからはたくさん投げてる姿を見せられるようにがんばっていきたい」と決意を新たにした。