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【センバツ】140キロ以上投手は27人も注目選手低調「全体的にレベル低い」関係者/1回戦総括


2025年のセンバツ高校野球1回戦では、140キロ超の投手は27人と増加。しかし、期待された選手たちの調子が低迷し、打撃も不振。低反発バットの影響もあり試合運びに苦労している。

東洋大姫路先発の阪下漣(2025年3月20日撮影)

<センバツ高校野球>◇23日◇1回戦◇甲子園

今大会出場する全32校が1回戦を終え、140キロ以上を記録した投手は27人だった。23年の22人、昨年の20人と比べ、大幅に増えた形だ。だが、東海大姫路の最速147キロ右腕の阪下漣投手(3年)は142キロと振るわず、最速158キロを投じる健大高崎の石垣元気投手(3年)に至っては左脇腹の張りで初戦を登板回避。大会の顔と目された選手の低調感が否めず、関係者は「全体的にレベルが低い」と口にした。

1回戦全試合で柵越えはなく「前半の寒さのせいもあるのか、全体的に出力が少ない」と投高打低が著しい序盤戦を分析した。低反発バット導入から1年。戦い方に変化もあると期待されたが、早いイニングで犠打を多用するチームが多く、対応に苦慮する出場校が目立つ様相となった。

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