
<オープン戦:オリックス3-3阪神>◇22日◇京セラドーム大阪
阪神育成ドラフト1位の工藤泰成投手(23=四国IL徳島)が、8回に4番手で登板し、ピンチを背負いつつも今春実戦デビューから9試合連続無失点で降板した。
7日には新人では異例の開幕前支配下昇格を果たした最速159キロ右腕。今春9試合目となる実戦マウンドに上がった。
1死からディアスに左前打を浴び、迎えた頓宮の打席。ボールとなった初球の外角低めきわどいコースの直球はクイックモーションながら158キロを計測。実戦デビューとなった春季キャンプ中の広島との練習試合以来の入団後最速タイとなった。
頓宮に四球を与え、1死一、二塁とするも、山中を152キロ直球で二ゴロ、7番杉本をフォークで空振り三振。無失点で切り抜けた。