大阪・吉村知事が「ミライ人間洗濯機」体験 心拍数で水流調整も

　大阪・関西万博で大阪府・市が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」の内覧会が23日に開かれた。大阪府の吉村洋文知事が、展示の目玉の一つである「ミライ人間洗濯機」を体験した。

　1970年の大阪万博の「サンヨー館」で注目を集めた「人間洗濯機」を、大阪市淀川区の「サイエンス」がアップデートした。体だけでなく心も自動で洗われるというコンセプト。入浴者の心拍数などを測定し、シャワーの水流を調整するなどして、より快適な空間を作ることができる。

　このパビリオンでは、来場者の髪や目、脳など7項目のデータを測定し、25年後のアバター（分身）を作る体験もできる。【戸田紗友莉】