
オリオールズは21日(日本時間22日)、カージナルスからFAとなっていたベテラン先発右腕カイル・ギブソン(37)と1年契約を結んだと発表した。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者によると、年俸は525万ドル(約7億8800万円)、出来高が最大152万5000ドル(約2億2900万円)になるという。
ギブソンは2013年にツインズでデビューし、メジャー12年で通算112勝108敗、防御率4・52。昨季はカージナルスで30試合に先発登板し、8勝8敗、防御率4・24だった。23年にオリオールズに所属しており、2年ぶりの古巣復帰となる。
オリオールズの先発ローテは、エース右腕グレイソン・ロドリゲス(25)が右肘を痛めて開幕から負傷者リスト入りの見込み。先発候補だった右腕チェイス・マクドーモット(26)と左腕トレバー・ロジャーズ(27)もケガで開幕離脱とみられている。巨人から移籍した菅野智之投手(35)が4番手で入ると予想されており、ギブソンは延長キャンプなどで調整し5番手に入る見込みとなる。