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【広島】森下暢仁OP戦防御率1・64、被打率も2割 新井監督「いいんじゃない」


広島の森下暢仁投手は、ソフトバンク戦で3回を投げ3安打1失点でオープン戦最終調整を行った。彼はカットボールやチェンジアップを駆使し、無四球で34球をまとめ上げた。春季キャンプでの競争を制し、森下は初の開幕投手に抜擢される。オープン戦全体で防御率1.64、被打率2割と好成績を残し、チームの信頼を得た。新井監督は森下への信頼を示し、開幕に向けてのさらなる調整を期待している。森下自身も、1週間後の開幕を見据え、本拠地での準備に専念する意向を明かした。

ソフトバンク対広島 広島先発の森下(撮影・岩下翔太)

<オープン戦:ソフトバンク5-1広島>◇21日◇みずほペイペイドーム

初の開幕投手へ向けて、広島森下暢仁投手(27)が3回3安打1失点で最後の調整登板を終えた。

カットボールやチェンジアップなどの変化球を巧みに使い、予定の3回を無四球、34球にまとめた。「今回はあまり対戦していない打者だったので有効的に使えたけど、これからは対戦が多い打者と対戦するので、しっかりと腕振るところは振って、細かいところも意識してやれたら」。上々の試運転にも、初の大役に表情を引き締めた。

春季キャンプで大瀬良、床田と争った開幕投手を勝ち取った。オープン戦でも3試合で防御率は1・64。被打率も2割に抑え、結果でも周囲を納得させた。新井監督は「いいんじゃない。あとは開幕に向けてしっかりと調整してもらえれば」と信頼を口にした。森下も「しっかり映像を見て、対戦相手も見て。本拠地に戻ってやっていけたら」と1週間後の開幕マウンドを見据えた。

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