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【ソフトバンク】山川穂高「調べてもらえれば分かる」OP戦ノーアーチも「関係ない」力説の理由


ソフトバンクの山川穂高内野手は、オープン戦とレギュラーシーズンは「まるで別物」であると語った。オープン戦の打率は1割台でありながらも、彼自身の過去の例からオープン戦の成績はシーズンに直接影響しないと強調。2018年にはオープン戦で低打率だったが、本塁打王を獲得しチームの優勝に貢献している。山川は「開幕から最終戦までけがなく出ること」が何より重要と語り、「王イズム」を意識してシーズンに挑む。今年の開幕4番として、初めの100打席以内で調子を取り戻すことを目指しているとし、周囲の期待に応えるためにホームラン王とチーム優勝を目指す意欲を示した。

フリー打撃を行うソフトバンク山川(撮影・岩下翔太)

主砲は心配無用だ。ソフトバンク山川穂高内野手(33)が20日、オープン戦とレギュラーシーズンは「まるで別物」と強調した。オープン戦は打率1割5分4厘でノーアーチも「オープン戦で5割打とうが、6割打とうが、全く関係ない。僕は、ですよ。僕の過去の数字を調べてもらえれば分かると思いますよ」とニヤリ。充実の汗を流して本拠地での全体練習を終えた。

山川の言葉は正しい。特に47本塁打で初の本塁打王を獲得した西武時代の18年はその通りだ。同年のオープン戦は16試合に出場し、2本塁打こそ放っているが同じ打率1割台で開幕へ。それでも「山賊打線」の4番として西武を10年ぶりのリーグ優勝に導いている。「オープン戦と練習試合含めてホームランを5、6本打った時にシーズンで全然だめだった時もあるので。オープン戦でホームランを打つとか打たんとか、数字は関係ないですよ」。昨季のパ本塁打王、打点王の2冠男には1ミリも焦りがない。

大事なのは「無事に開幕を迎える。それこそが100点」とし「開幕戦から最終戦までけがなく出る。それはホームラン王を取るよりも難しいと僕は思う」と力説した。小久保監督は主力がどっしりと試合に出続けることを理想にする。それはホークスに脈々と受け継がれる「王イズム」の一環である。山川は移籍2年目のシーズン。「王イズム」を熟知している。

リーグ2連覇がかかるチームの開幕4番。山川は「開幕して最初の100打席以内で軌道に乗ること。勝負って最初の100打席以内なんですよね」と3・28以降のビジョンを描いた。「みんなが期待をしてるっていうのは分かっています。ただ、本当に期待に応えるのはホームラン王を取って優勝することなので」。シーズン前の快音が全てではない。【只松憲】

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