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【阪神】高卒2年目山田脩也が歴史的な1発 新球場第1号&プロ初本塁打「自分の名を刻めた」


阪神の高卒2年目内野手、山田脩也(19)がウエスタン・リーグでソフトバンク戦に「9番二塁」で出場し、5回に左越え1号本塁打を放ちました。これがプロ2年目での公式戦初の本塁打で、新しく使用されている球場での記念すべき1号となりました。山田はクールな姿勢を崩さず「新しい球場で自分の名を刻めた」と喜びを語りました。その日、藤川監督が初めてウエスタン・リーグを視察し、平田2軍監督もその成長に期待を寄せています。山田は次は甲子園での活躍を目指します。

ウエスタン・リーグ 阪神対ソフトバンク5回裏無死、山田は球場1号となる左越え1号本塁打を放つ(撮影・宮崎幸一)

阪神高卒2年目の山田脩也内野手(19)が歴史的な1発を放った。ソフトバンク戦(日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)に「9番二塁」で先発出場。1点リードで迎えた5回。先頭で打席に入り、伊藤の初球、内角への142キロ直球をはじき返した。打球は左翼ポール際へ一直線。今季から使用され、甲子園と同じ広さを誇る新球場では、記念の1号本塁打となった。

プロ2年目を迎えた山田にとっては、これが公式戦初本塁打。歴史的なアーチに「新しい球場で自分の名を刻めた」と普段クールな顔をほころばせた。

この日は藤川監督が初めてウエスタン・リーグの視察に訪れ、若武者の成長に目を細めた。「昨年は三塁打もなかったというところで、着実に進んでくれてるなと思います」。平田2軍監督は「やっぱり高校時代に甲子園で準優勝したり、そういうところの場数、アマチュア時代の経験があるからね、動じないよ」と頼もしさを感じていた。

キャンプは主力が中心の宜野座組に抜てきされるも、開幕1軍入りは厳しい状況となっている。それでも「次は1軍の舞台で打てるように頑張りたい」。今度は甲子園で歓声を浴びる姿を目指し、まずは2軍で結果を残し続ける。【山崎健太】

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