
<イースタン・リーグ:DeNA-巨人>◇20日◇横須賀スタジアム
巨人田中将大投手(36)が2軍戦で今季最長の4イニング、球数75球を投げて4回1失点の投球を見せた。
「良かったとは言えないですけどなんとか1失点で粘りながらっていうところではピッチングはできたかなと。前回登板から間が空いた中で球数を増やして投げられたところは、ステップを踏めて終えられた」と振り返った。
3回1失点で球数48球を投げた9日の阪神との1軍戦(甲子園)から中10日で先発登板。2度の満塁機をともに投ゴロに仕留めるなど、毎イニングで走者を出しながらも要所を締めた。
この日の最速は145キロで、直球に140キロ超のツーシーム、スライダーなど変化球を織り交ぜ、被安打7も長打を許さなかった。
登板予定だった16日カブス戦はスケジュール変更で登板がなくなった。最後の実戦から空いた分、17日にはブルペンで約50球投げ込んで調整を重ねてきた。
シーズン開幕後は、2カード目となる4月3日中日戦(バンテリンドーム)での先発が有力となっている。