DeNA三浦大輔監督（51）、筒香嘉智外野手（33）、トレバー・バウアー投手（34）らが16日、静岡在住で闘病中の西山穣（みのる）くん（13）と横浜スタジアムで交流した。
この日の楽天戦は雨天中止となったが、記念撮影やサイン、野球道具をプレゼントするなどふれあった。
球場内をアテンドした三浦監督は「お互い頑張ろうなって。ベイスターズを応援してねって話をしました」とやりとりを明かした上で「静岡から来られてね、試合はなかったので残念ですけども、ああいう形でね、時間も取れたので、いい思い出になればなと思って、選手にも声をかけさせてもらいました」と話した。
この日登板予定だったバウアーも会話をしたり、帽子にサインを書くなど西山くんと交流した。「次回登板であなたのことを思い浮かべながら投げます」と好投を誓い、「お会いできてうれしい。いつも応援してくれてありがとう」と言葉を贈った。タイラー・オースティン内野手（33）はサイン入りバットをプレゼントした。
DeNAファンの西山くんは「本当に夢の国みたいな感じですごいうれしかったので、本当にありがとうございますしか言葉が思い浮かばないですね」と感謝した。昨季の日本シリーズで3連敗から日本一になった姿が印象的だったといい「やっぱり諦めないことって大事なんだなと思いました」と力を込めた。
