
<オープン戦:メッツ3-3カージナルス>◇14日(日本時間15日)◇フロリダ州ポートセントルーシー
メッツ千賀滉大投手(32)がカージナルス戦に先発し、2ランを被弾するなど計3回1/3を投げ7安打2失点、1三振だった。球数53球中ストライクは30球で、最速は95・2マイル(約153・2キロ)。前回3日のマーリンズ戦は2回を無失点に抑えており、これでオープン戦2試合で防御率3・28となった。
千賀は初回と2回、どちらも先頭に安打を許すも後続をきっちり抑え無失点。だが1-0の3回、先頭ヘルマンに左越え二塁打を許し、次の9番ポゾにフルカウントから6球目の低めスライダーを捉えられ、左翼スタンドへ逆転2ランを浴びた。1死後に2番フェルミンに右前打を許したところで一度降板。4回に再びマウンドに上がり、先頭から2連打で無死二、三塁のピンチを招くも後続を打ち取り、この回は無失点で切り抜け降板した。
地元テレビ局「SNY」は千賀の登板後のインタビュー映像を公開。千賀は仕上がり具合について問われると「自分の今の現状だったり、操れること、操れないことが把握できているから、そこに対してあと2週間でフォーカスして仕上げていけたら」と話した。