
スペイン1部レアル・ソシエダード陣営がマンチェスター・ユナイテッド戦の判定に怒りを感じていることをスペイン紙マルカ電子版が14日に報じた。
Rソシエダードは13日にアウェーで行われた欧州リーグ決勝トーナメント1回戦第2戦でマンチェスターUと対戦した。だが、2度にわたる怪しげなPKを取られたことや、微妙な判定でアランブルが退場処分を受けたことが影響し、最終的に1-4で敗れた(2試合合計2-5で敗退決定)。Rソシエダードの監督、選手は試合後、レフェリングに対して怒りを露わにしていた。
イマノル監督は「主審は取るべきPKの笛を吹こうとせず、ないはずのPKをでっち上げたので難しかった。我々がこの大会に懸けていたものを考えると、2チームともあのようなレフェリングを受けるのに値しなかったと思う」と苦言を呈した。
PKで先制点を決めたオヤルサバルも監督同様に、「敗退には僕たちが受けた3つの罰が大きく影響した。どれも値しないものだったと思う。リプレイは見ていないが、PKの笛が吹かれるのにはもう少し必要なものがあったはずだ。退場も生で見た感じだとそれほどのものではなかったと思う。それらすべてを考慮すると、試合に勝つのは本当に難しかった。すべてが判定の影響を受けていたよ」と不満を口にした。
ペナルティーエリア内でのファウルでPKを取られたエルストンドは「主審が僕たちに不利なPKを取ろうとしたり、この試合で最も明確だったPKを僕たちに与えようとしなかったのを見ると考えさせられる。あのPKは恥ずべきものだ」とレフェリングを批判していた。(高橋智行通信員)