
アスレチックスの球団公式サイトは13日(日本時間14日)、有望株によるエキシビション試合「スプリング・ブレークアウト」に内野手として出場する森井翔太郎(18)の特集記事を掲載した。
森井はメジャーでの目標を「投手としてはジェイコブ・デグロム、打者としてはエリー・デラクルスのようになりたい」と、サイ・ヤング賞を2度受賞したメジャー屈指の豪腕とメジャー屈指の俊足を誇る2人の選手の名前を挙げた。記事ではダン・フェインスタインGM補佐が「我々が一番気に入ったのは、彼の野球に対する情熱。彼は日本の次の偉大な選手になることを目標にしている」と期待をかけた。
森井が出場するスプリング・ブレークアウトは14日(同15日)、パドレス有望株チームとの試合となる。
桐朋(東京)からマイナー契約でアスレチックスに入団した森井は、二刀流として注目され、投手として最速153キロをマークし、打者では高校通算45本塁打を記録。中学時代から大リーガーを目指し、英語に力を入れて勉強。毎日1時間CNNニュースを字幕なしで視聴するなど、渡米を見越してようやく夢のスタートラインに立った。