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アスレチックスとマイナー契約の森井翔太郎が卒業式「終わりというより始まる」気持ち新た


森井翔太郎選手は、アメリカのアスレチックスとマイナー契約を結び、新たなプロ野球のキャリアをスタートさせるため、東京の桐朋高校を卒業しました。式では、自らの学びとして「自分で考える力」を強調し、桐朋で得た貴重な経験を胸に、新たなステージに向かう決意を見せました。卒業後、アメリカへ渡る予定で、プロのキャリア1年目に臨む森井選手は、「まずは結果を残すこと」を念頭に、5月の開幕に向けて準備を進める意気込みを語りました。学校生活では、修学旅行が最も印象深く、愛媛でのグランピングを楽しい思い出として振り返りました。

卒業証書を手に笑顔を見せる森井(撮影・丹羽敏通)

アスレチックスとマイナー契約を結んだ森井翔太郎遊撃手兼投手(18)が1日、在学する東京・桐朋の卒業式に臨んだ。

深緑のスーツに黄色のネクタイとアスレチックスカラーを着込み、小、中、高計12年間お世話になった母校を巣立った。一つの節目に接し「寂しい気持ちはあんまりないです。これからプロのキャリアが始まるというのはうれしい気持ち。終わりというより、これから始まる」と気持ちを新たにした。

12年間通った母校で一番の学びは「自分で考える力だと思います」と力を込めた。「本当に練習メニューも自分で考えてやっていました。自分で考える力は桐朋じゃないと、身につかなかった」と感謝した。

偏差値70の進学校を巣立ちアスレチックス入りを決めたが、野球を離れれば学生の顔ものぞく。学校での一番の思い出には「修学旅行です。高2の時に愛媛と大阪に行って、初日の愛媛でグランピングをしたのが楽しかったです」と振り返った。

卒業式を終えて、2日に渡米する予定。引き締まった表情で「プロとしてのキャリア1年目なので、まずは結果を残すことを考えながら、5月の開幕に向けてできる準備をしたい」と決意した。

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