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【ソフトバンク】通算本塁打「0」川瀬晃が復帰ソロアーチ&好守備 攻守で完全復活アピール


ソフトバンクの川瀬晃選手が巨人とのオープン戦で右越えにソロ本塁打を放ち、攻守にわたる存在感を発揮しました。川瀬選手は、右膝の怪我から復帰したばかりで、この試合でのパフォーマンスが注目されていました。守備でも好プレーを見せ、復活を印象づけました。川瀬選手は、まだ開幕スタメンが確定していない状況の中で自らのポジションを競っています。彼は「1日1日が勝負」と自覚しており、チーム内での信頼を得るべく奮闘しています。この本塁打はプロキャリアでの記念すべき一発であり、復調への兆しを示しています。

ソフトバンク対巨人 3回裏ソフトバンク1死、川瀬は右越えに先制本塁打を放つ。投手山崎(撮影・梅根麻紀)

<オープン戦:ソフトバンク5-0巨人>◇13日◇みずほペイペイドーム

鷹の元気印が帰ってきた! ソフトバンク川瀬晃内野手(27)が復帰即アーチを放った。巨人とのオープン戦に「9番遊撃」でスタメン出場。3回1死で迎えた第1打席で右腕山崎から右越えソロを放った。4回守備では好プレーも披露し、攻守で存在感を発揮。2月の宮崎キャンプ序盤で右膝を負傷して出遅れていたが、完全復活をアピールした。

   ◇   ◇   ◇

1発の余韻に、浸ることはなかった。川瀬はタカ党の歓声を受け、全力疾走でダイヤモンドを駆け抜けた。「恥ずかしくて…。全力疾走で早く(ベンチへと)帰りたいなと思って」。大盛り上がりのスタンドと一塁ベンチとは対照的に、打った本人は真顔だった。

プロ10年目。通算本塁打数ゼロの男がパワーを見せた。0-0の3回1死。カウント2-2からの6球目、山崎の内角136キロカットボールを仕留めた。「追い込まれていたんですけど、自分のバッティングができた」。舞い上がった打球は右翼テラス席へ着弾。右膝痛からのオープン戦1試合目、さらに1打席目での先制ソロとなった。

遊撃の守備では4回に好プレーを披露した。高く弾んだゴロに勢いよく突っ込む。ショートバウンドで捕球し、最後はランニングスローで球場を沸かせた。「今日の収穫かなと。守れないと試合に出られないのは重々承知なので。1歩目を大事にしながら、もっと堅実な守備を目指してやっていきたい」と振り返った。

春季キャンプでは早々に離脱することになった。2月3日。内野ノックの際に右膝を負傷し、翌日4日に福岡へ戻った。第1クールで宮崎から姿を消し「自分の中では悔しかったですし、焦りもあった」と言う。それでも、筑後のリハビリでじっくり鍛え直し、開幕前に「100%の状態」に仕上げてきた。患部の状況も「自分の中で不安もないので」ときっぱりだ。

現状で開幕遊撃手、二塁手は小久保監督が明言していないポジションだ。オープン戦は8試合を残し、アピール勝負となる。川瀬も自覚十分で「出遅れている身なので。1日1日が勝負ですし、1打席、1球が大事だと思う。開幕スタメンは目指すところではあるんですけど、まずは自分の置かれている立場、プレーで信頼感をつかんでいきたい」と足元を見つめた。タカの元気印が、まだまだ攻守で存在感を示していく。【佐藤究】

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