
<オープン戦:ソフトバンク-巨人>◇12日◇みずほペイペイドーム
巨人吉川尚輝内野手(30)が、オープン戦1号となる先制の2ランを放った。初回1死二塁。ソフトバンク先発・大津の初球真ん中147キロ直球を右翼へ運んだ。「チャンスだったので、積極的にいきました。良い結果になり良かったです」とコメントした。
同点となった3回2死二塁の第2打席からは、バットを折られながらも、中前へ勝ち越しの適時打をマークした。「良いコースに飛んでくれました。勝ち越すことができて良かったです」と存在感を示した。
守備でも魅せた。初回1死二塁で近藤の中前へ抜けそうな打球に対し、逆シングルでスライディングキャッチ。送球までリズミカルにこなした。続く2死一、三塁からは正木の打球に対し、ジャンピングキャッチ。さすがの職人技で、失点のピンチを防いだ。