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【センバツ】初出場エナジックスポーツに職人がいた 宮城飛斗(ひっと)は父子2代で聖地へ


沖縄のエナジックスポーツの外野手、宮城飛斗(3年)は憧れの甲子園の土を初めて踏みました。彼の父は沖縄水産OBで、96年のセンバツに出場、かつ元U18高校日本代表の選手であり、親子2代の甲子園出場を果たしました。宮城は昨秋の公式戦で、バント要員として全ての場面で成功を収めるほどの選手です。彼は「筋通せ」という信条を持っており、物事に筋を通して行動することを大切にしています。甲子園という大舞台での彼のパフォーマンスが期待されています。

甲子園練習を行うエナジックスポーツナイン(撮影・加藤哉)

エナジックスポーツ(沖縄)の宮城飛斗(ひっと)外野手(3年)が憧れの聖地をかみしめた。13日、甲子園練習で初めて甲子園の土を踏んだ。

父卓さんに「野球をやってほしい」と願いを込めて「飛斗(ひっと)」と命名された。父は、沖縄水産OBで96年春のセンバツに出場。同年U18高校日本代表としてプレーし、当時智弁和歌山で元ロッテ喜多隆志氏(現大阪・興国監督)や、当時星稜の山本省吾氏(現ソフトバンクのスカウティングスーパーバイザー)らとともに戦った。親子2代で甲子園出場となる。

昨秋公式戦は途中出場による全5打席はバントの場面での起用ですべて成功している。「(神谷)監督の指示で、自分でもそろそろありそうだなって雰囲気がわかります」。“仕事人モード”は指揮官の様子を見てスイッチが入る。

チャンスを幾度も広げた、甲子園初出場の陰の立役者。好きな言葉は「筋通せ」。「物事には、筋を通してやるということがあるんで」。飛斗(ひっと)が、憧れの舞台で1球に思いを込める。【中島麗】

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