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【センバツ】東洋大姫路・阪下漣が甲子園マウンドで投球練習「一番投げやすい。投げ応えがある」


第97回選抜高校野球大会に向けて、東洋大姫路が甲子園での練習を開始しました。最速147キロの右腕、阪下漣(3年)が甲子園のマウンドに初めて立ち、投球練習を行いました。阪下は地元西宮市出身で、小中学校の大会で甲子園に入った経験がありますが、マウンドに上がったのは初めてのことです。初戦は壱岐(長崎)との対戦で、全国優勝を目指して一戦必勝で挑むと意気込みを語っています。甲子園のマウンドが投げやすいと感じた阪下は「一番投げやすかった」と話し、その舞台での勝負に期待を寄せています。

甲子園のマウンドから投球練習する東洋大姫路・阪下(撮影・加藤哉)

第97回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の甲子園練習が13日、甲子園球場でスタートし、3年ぶり9度目出場の東洋大姫路ナインも参加した。

午前10時から練習開始。シートノックや打撃練習が行われ、終盤には最速147キロ右腕の阪下漣投手(3年)がマウンドで5球、マウンド横で5球の計10球の投球練習を実施した。

地元西宮市出身の阪下は、小学校、中学校の西宮市の連合体育大会でグラウンドに入った経験はあるが、マウンドに上がったのは初めてといい「甲子園球場のマウンドが一番投げやすかった。固くて、後ろもすごいきれいですし、投げ応えがあるなっていうのがありました」と目を輝かせた。

初戦は大会第3日20日に21世紀枠で出場の壱岐(長崎)と対戦する。「目指すのは全国優勝ですけど、先を見すぎず、一戦必勝で戦っていかないと、いつ転ぶかわからないのが野球っていうスポーツなので。まずは1戦1戦、1対1の勝負をして勝っていけたらなと思ってます」と力を込めた。

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