
現役ドラフトでソフトバンクから加入した日本ハム吉田賢吾捕手(24)が14日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で、初めて古巣と対戦する。「移籍の際『(ソフトバンクの)高谷(バッテリー)コーチを困らせられるように頑張りたい』と伝えてきたので、そういう戦いにも勝てたら」と意気込んだ。
沖縄・名護キャンプは途中で2軍落ちも、8日のオープン戦で4安打放つと、12日のロッテ戦までスタメン出場した3試合連続で安打を放ち、1軍生き残りへアピールを続けている。昨年、同じくソフトバンクから現役ドラフトで加入した水谷も古巣から初安打初打点を挙げているが「自分はただただアピールし続けるだけ」。気負わず自分の打撃に集中する。
「緊張はまったくない。ビジター側でペイペイいくのが初めてなので、ちょっとした違いも楽しみ。ホークス時代のファンの方もいると思うので、元気な姿を見せられれば」。古巣から打ちまくり、恩返しする。