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昨季首位打者のロイヤルズ・ウィット、左手に死球を受け交代 監督「念のためレントゲンを撮る」


ロイヤルズのボビー・ウィットはマリナーズとのオープン戦で、ピッチャーのムニョスが投じた速球を左手に受け負傷し途中交代した。ウィットはオープン戦で「2番遊撃手」として出場し、負傷時には95.9マイルの速球を左手に直撃。当初は指の感覚がなくなったが、次第に回復してきたと報告され、念のためレントゲン検査が行われる予定。ウィットは前年度にア・リーグ首位打者として打率.332、32本塁打、31盗塁を記録し、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を受賞した実力者である。MVP投票ではヤンキースのジャッジに次いで2位にランクインした。

ロイヤルズのボビー・ウィット(AP)

<オープン戦:マリナーズ7-6ロイヤルズ>◇12日(日本時間13日)◇アリゾナ州ピオリア

昨季ア・リーグの首位打者に輝いたロイヤルズのボビー・ウィット内野手(24)が、マリナーズとのオープン戦で左手に死球を受け負傷交代した。

ウィットは「2番遊撃」で出場し、5回2死走者なしで迎えた第3打席。1ストライクから3番手右腕ムニョスが投じた95.9マイル(約154.3キロ)速球が左手を直撃。ウィットは右手で左手を押さえながら地面に片膝をつき、その後立ち上がってクワトラロ監督とトレーナーに付き添われてベンチに下がった。

MLB公式サイトのアン・ロジャーズ記者によると、同監督はウィットについて「最初は指の感覚がなくなったと言っていたが、徐々に戻ってきたと言っていた。念のためレントゲンを撮る」と、検査を行うと明かした。

ウィットは22年にデビューし、23年に30本塁打、49盗塁を記録。昨季はリーグトップの打率3割3分2厘、32本塁打、31盗塁、OPS.977をマークして2年連続の「30ー30」を達成。オールスターに初選出され、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を受賞した。MVP投票ではヤンキースのジャッジに続いて2位だった。

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