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【楽天】三木監督「東北の強さを野球でしっかり伝えられるように」試合前、半旗の下で黙とう


楽天はヤクルトと共に、東日本大震災から14年となる3月11日のオープン戦前に黙とうを捧げた。三木監督は東北を代表するチームとして、地域を元気づける意識を持つことの重要性を強調した。岩出山中時代に被災した今野は、野球ができることのありがたさを感じ、東北の人々に勇気を届けたいとの意欲を示した。一方、試合では雨のためコールドゲームとなり、楽天は3-5で敗北。先発の藤井は初回に4失点し、低めを意識しすぎて腕が振れなかったと自身を振り返った。

楽天対ヤクルト 黙とうする楽天ナイン。左から三木監督、岸、阿部、今野、宗山(撮影・横山健太)

楽天がヤクルトとともに半旗の下で黙とうをささげた。東日本大震災の発生から14年となった3月11日のオープン戦。試合前、ベンチ前で整列した。

三木監督は「東北のプロ野球チームとして、常に東北という看板を背負っていることを自覚しながら。この14年間、東北は立ち上がって、いろんな人のパワーと尽力で前に進んできた。東北の強さという部分を我々は野球でしっかり伝えられるように」と話した。宮城・大崎市の岩出山中時代に被災し、今季から6年ぶりに楽天に復帰した今野は「野球ができていることは当たり前ではない。東北の方々に勇気を届けられるように。まだ完全に復興したわけではないですし、これからも自分自身も頑張っていきたい」と言った。

試合は先発藤井が初回4失点を喫するなどし、7回降雨コールドの3-5で敗れた。昨季11勝の左腕は「低めに大事に行きすぎて腕が振れていなかった」と反省した。

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