
ヤクルト小川泰弘投手(34)が11日の楽天戦(静岡・草薙球場)に先発する。
東日本大震災から、ちょうど14年で迎える一戦。10日、埼玉・戸田球場でダッシュなどで前日を調整した後、「自分にできることを精いっぱいやる。見てくれるファンの人たちが喜んでもらえるように、自分ができることをやりたいと思います」と話した。
まずは結果を出すことに集中する。「ストライクゾーンを広く使って、いろんな球種を駆使して投げきる」とテーマを設定した。今季からの新球シンカー、ジャイロスライダーを実戦で試しながら、シーズンに向けて精度を高めていく。
オープン戦でヤクルトの先発陣は4試合連続で無失点に抑えている。好投が続く中で、ベテラン右腕も奮い立つ。「みんなアピールをいい状態でしていると思いますし、自分も今の状態で精いっぱい投げたいです。本当に先は見ずに、1週1週、1日1日を大事にやっていくことが大事」と仕上げていく。