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【日本ハム】開幕投手に指名の金村尚真「意識の甘さが出た」6回6安打3失点と課題残す


日本ハムの金村尚真投手は、ロッテ戦で先発し6回を投げ3失点。藤原に三塁打、ポランコに2ランを浴び、初回で3得点を許した。彼は「インコースを狙った球が真ん中に行ってしまった」と悔やむ。試合は降雨で足場も悪かったが、3回以降は無失点に抑えたことで前向きに捉えつつも、初回の失点を反省した。オープン戦での課題を修正し、新庄監督の期待に応えたい意向を示している。開幕まで約2週間で、改善に意欲を燃やす姿勢を見せている。

ロッテ対日本ハム 日本ハム先発の金村(撮影・足立雅史)

<ロッテ5-2日本ハム>◇12日◇ZOZOマリン

開幕投手に指名されている日本ハム金村尚真投手(24)が12日、ロッテ戦に先発し、6回6安打(1本塁打)3失点と課題を残した。初回2死を取った後に藤原に三塁打、続くポランコに先制2ランを被弾。「(本塁打は)インコースを狙ったのが、ど真ん中にいってしまった。藤原にもノーステップで届くところに投げてしまった。意識の甘さが出た」と猛省した。

1、2回で3失点も、降雨で冷え込み足場が悪い中、3回以降は走者を抱えても、落ち着いて無失点に抑えた。「ズルズル行かなかったのはいいことですが」と前置きした上で「初回にああやって点を取られちゃうと、いいリズムでは進まないし、相手に余裕が生まれてしまう。そういう意味ではやっぱり今日は全然ダメ」と、自らをいさめた。

オープン戦は5日の西武戦で4回2安打2失点。中6日で登板し、2戦連続複数失点も、課題を明確にできたことはプラス材料だ。開幕まで約2週間。新庄監督は「今のうち打たれていいんじゃないですか。しっかり修正してくれたら」。金村自身も「今日のピッチング内容をもう1度見て、自分の中で考えて、コーチの方と話してやっていければ」。自己分析に客観的意見を織りまぜ、ベストの状態に仕立てる。

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