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【楽天】宗山塁ら新入団選手が東日本大震災の被災地訪問動画を更新「風化させることなく後世に」


楽天ゴールデンイーグルスの宗山塁選手や新入団選手が、東日本大震災から14年が経ったことを記念し宮城・南三陸町を訪問しました。公式YouTubeチャンネルで公開されたこの訪問動画では、津波の高さなどから震災の被害の大きさを再確認し、東北をホームタウンとするチームとしての使命感を強く感じたと明かしています。宗山選手は野球を通じて被災地に勇気を与えたいと語り、過去の優勝経験からもその重要性を再認識しました。チームは震災の記憶を風化させない使命をもって活動し続けると誓い、ヤクルトとのオープン戦前には黙とうを捧げました。

楽天対ヤクルト 黙とうする楽天宗山(撮影・横山健太)

楽天が公式YouTubeチャンネルで、1月に新入団選手が東日本大震災の被災地である宮城・南三陸町を訪問した動画を更新した。11日で震災から14年を迎え、同地を訪れたドラフト1位宗山塁内野手(22=明大)らが、当時まだ野球少年だった頃の記憶と照らし合わせながら、あらためて震災の被害の大きさを実感した。

津波が押し寄せた実際の高さを目の当たりにするなど、復興が進む中で被災地の東北をホームタウンにする楽天で戦う使命を感じ取った。宗山は「一生懸命プレーする姿、勝つ姿、優勝する姿をみていただくことで、勇気を与えられるんじゃないかなと思う。(13年に)優勝したとき東北の方々が喜ばれたと聞かせていただいたので、もう1度達成できるように全力で頑張りたい」。ドラフト4位江原雅裕投手(24)は「自分が思っているよりも(津波が)高く、自分が想像していた以上の自然災害だったんだと感じました。やはり東北のチームとして日本一の姿を見せること、楽しんでもらえるようなプレーをすることが一番大事。それを見せられるような選手になりたい」と、それぞれがあらためて誓った。

動画は「東北楽天ゴールデンイーグルスはこれからも震災を風化させることなく後世に伝えてまいります」という言葉で締めくくられた。チームは静岡・草薙でヤクルトとのオープン戦を前に、黙とうをささげた。

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