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【阪神】9回2死から前川右京が内野安打…継投ノーノーを阻止もオープン戦3連敗


阪神は西武とのオープン戦で、9回2死からノーヒットノーランを回避しました。試合は西武の5投手による継投で阪神打線が抑え込まれ、無安打が続いていましたが、途中出場した前川右京選手が9回にウィンゲンター投手から内野安打を放ち、屈辱を避けることができました。結果として、球団史上初のオープン戦でのノーヒットノーランを僅差で免れましたが、試合は西武が1-0で勝利し、阪神のオープン戦連敗は3に伸びました。

西武対阪神 交代を告げる阪神藤川監督(撮影・滝沢徹郎)

<オープン戦:西武1-0阪神>◇11日◇ベルーナドーム

阪神があと1人で西武投手陣継投によるノーヒットノーランを回避した。9回2死まで西武5継投の前に5継投の前に無安打を継続。途中出場の前川右京外野手(21)が、5番手ウィンゲンターから二遊間深くへの遊撃内野安打を放った。阪神がオープン戦でノーヒットノーランを許したのは、2リーグ制後で球団史上初の屈辱をギリギリで回避した。

初回、西武先発の菅井を前に、先頭井坪から3者凡退。3回に先頭の小野寺が四球、4回に先頭の中野が四球で出塁するも、5回まで無安打に抑え込まれた。

6回に登板した平良にも坂本が右飛、小幡が空振り三振、代打前川も二ゴロに倒れた。7回は佐藤隼を前に、中野が初球で中飛に打ち取られるなど3者凡退。7回裏に西武に先制を許した後、8回1死から原口がフェンス際への打球を放つも左飛となり、続く代打糸原も初球で一ゴロとなった。

ノーヒットノーランは回避したが、阪神のオープン戦連敗は3に伸びた。

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