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【中日】高橋宏が同学年ドラ1金丸と共闘熱望 初生投球に力説「まっすぐ脅威。早く一緒に上で」


中日ドラゴンズの高橋宏斗投手は、同期の金丸夢斗投手との早期の共闘を希望しています。ナゴヤ球場での金丸の初シート打撃登板を3つの角度から観察し、速球の伸びに感銘を受けた高橋は「直球は打者にとって脅威になる」と述べました。金丸は腰痛の再発を避け、今ようやく打者相手の投球を始めたばかりですが、高橋は「彼が健康で投げ続ければ10勝できる」と期待を寄せています。高橋自身はオリックスとの試合に向けて調整を進め、開幕投手としての準備を整えています。

キャッチボールをする高橋宏(撮影・森本幸一)

中日高橋宏斗投手(22)が10日、ドラフト1位金丸夢斗投手(22=関大)との1日も早い共闘を熱望した。高橋宏は8日にナゴヤ球場でシート打撃に初登板した金丸の投球をネット裏、三塁側、二塁後方と移動しながら3つの角度で見つめていた。

「初めて生で見ました。速いですね。あの力感からまっすぐが来るっていうのは。打者の反応を見ても刺されてましたし」。スイングする動作をしながら「打者がここ! って思ったところよりも、もうひとつポイントが近くなっている。まっすぐはやっぱり脅威になるんじゃないか」と力説。力感のないきれいなフォームから繰り出される直球が打者の手元で伸びる感覚を自分の目で確認した。

金丸は昨年5月の腰痛の再発を回避するため、ようやく打者相手に投げ始めたばかり。だが、高橋宏は「昨年映像で見て、あのまま投げれば10勝できるんじゃないかと柳さんと話していた。本当にその通りの球でしたし、早く一緒に上で野球がやりたい」と同学年左腕と早期に先発ローテーションを組むことを望んだ。 自身は初の開幕投手へ向け11日オリックス戦(バンテリンドーム)で先発する。この日はナゴヤ球場でキャッチボールなどで調整し「開幕まで、(登板は)あと2回。試合と同じように入って、100球弱くらい投げられたら。『試す』はもういらない、しっかり実戦モードで」と、本番モードでマウンドに上がる。【石橋隆雄】

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