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【オリックス】オープン戦3連敗 先発の山下舜平大が4回に緊急降板 打線は1得点のみ


オリックスは巨人に1-5で敗れ、オープン戦で3連敗を記録しました。先発の山下舜平大投手は初回に156キロの速球を披露しましたが、2回に味方の失策をきっかけに失点しました。4回には甲斐拓也捕手をフォークで見逃し三振に仕留めた後、アクシデントがありマウンドを降り、村西良太投手に交代しました。村西は危機を乗り切りましたが、後続の富山凌雅投手や小野泰己投手も失点。打線は巨人の投手陣に抑えられ、9回に紅林弘太郎内野手の犠飛で1点を取るに留まりました。

オリックス対巨人 6回を終え選手の交代を告げるオリックス岸田監督(撮影・和賀正仁)

<オープン戦:オリックス1-5巨人>◇7日◇京セラドーム大阪

オリックスはオープン戦3連敗を喫した。先発の山下舜平大投手(22)は初回初球でいきなり156キロを計測。2回に味方の失策で先頭に出塁を許すと、7番甲斐拓也捕手(32)に左前、8番門脇誠内野手(24)に中前適時打と直球を痛打された。さらに犠飛で2失点。それでも150キロ超えの直球に切れ味鋭いフォークを軸に踏ん張った。

だが4回、無死二塁で甲斐を135キロフォークで見逃し三振に仕留めた直後。厚沢1軍投手コーチとトレーナーが歩み寄り、マウンドを降りた。そのまま2番手村西良太投手(27)へ交代が告げられた。3回1/3を2安打2失点、61球。何らかのアクシデントとみられる。

村西は緊急登板で2死満塁のピンチを迎えたが、最後は147キロ内角直球で三ゴロに詰まらせた。3番手富山凌雅投手(27)は1イニング目の5回は3人でピシャリも、6回は3四球と制球が定まらず。1死満塁で3番手小野泰己投手(30)が途中出場のオコエ瑠偉外野手(27)に右翼線へ2点適時二塁打を浴びた。投手陣は7回からアンドレス・マチャド投手(31)、斎藤響介投手(20)、山崎颯一郎投手(26)と継投し、追加点を与えなかった。

打線は巨人山崎伊織投手(26)と戸郷翔征投手(24)を前に8回まで4安打散発。9回紅林弘太郎内野手(23)が放った右犠飛での1点にとどまった。オープン戦3戦目も、岸田護新監督(43)の本拠地初勝利とはならなかった。

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