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渡辺正行、柏原萌人Pらとギャラクシー賞受賞日テレ「クイズタイムリープ」セミナーで裏話明かす


日本テレビ系特番「クイズ タイムリープ」の公開セミナーが横浜で開催され、司会の渡辺正行氏をはじめ多くの制作スタッフが参加しました。この番組は、視聴者がノスタルジーを感じるような過去のレジェンド番組に現代のタレントがタイムリープして、当時の司会者や問題と対峙するという新感覚のクイズ番組です。AI技術を駆使して実現された演出は、視聴者からの好評を博し、ギャラクシー賞を受賞するなどの評価を得ています。制作チームは、クイズ形式の面白さを保ちながらも、AIを活用して魅力的な演出を届けています。今後の第3弾制作にも意欲的であり、さらなる期待が高まっています。

日本テレビ系特番「クイズ タイムリープ」の公開セミナーに出席した、左から司会のペリー荻野氏、横田崇チーフプロデューサー、柏原萌人プロデューサー、渡辺正行、企画・演出の生山大智氏、林田美学アナウンサー

タレント渡辺正行(69)が9日、横浜情報文化センターで行われた日本テレビ系特番「クイズ タイムリープ」の公開セミナーに出席し、番組の思い出や裏話などを語った。

話題となった番組などの出演者や制作スタッフらを招く放送番組センターの企画「制作者に聞く!」の一環として行われ、渡辺のほか、日テレ横田崇チーフプロデューサー(CP)、柏原萌人プロデューサー(P)、企画・演出の生山太智氏、林田美学アナウンサーも登壇。司会をコラムニストのペリー荻野氏が務めた。

出演者が同局系のレジェンド番組「クイズ世界はSHOWby ショーバイ!!」「マジカル頭脳パワー!!」「アメリカ横断ウルトラクイズ」の世界に飛び込み、当時の演者に混ざってクイズなどで戦うもの。質の高いクイズはもちろん、AI技術を駆使した当時の司会者、板東英二や逸見政孝さんらとのかけ合いなどでも視聴者の関心を引き、昨年8月放送の特番第1弾は放送批評懇談会が優れた番組などに贈るギャラクシー賞24年8月度月間賞を受賞。同12月に第2弾も放送された。

渡辺は当時の番組をあまり知らないという31歳の柏原P、29歳の生山氏が企画を立案、綿密な打ち合わせや準備を重ねて立ち上げに携わったことに触れ「とても興味深かった。そういう意識や熱量はすごいですね。それだけ素材が残っているのもすごい」とたたえた。

番組については「最初は、ああこういう人いたなとか、こんな答えしていたんだと思って見るんだけど、だんだんクイズに参加して考え始めちゃうんですよね。クイズ番組としても成立していくというか。だから面白いですよね。素晴らしい番組をつくりましたね」と評した。

制作にあたっては当時の番組の出演者への許諾をとる作業などにも追われ、柏原Pは「とてもカロリーのかかる作業になって、うちの取締役とかも巻き込んで動いてもらって。『とんでもない番組をつくってくれたな』と冗談で言われたりもしましたね。制作チームの枠を超えて局単位で取り組めた番組と言えると思います」と振り返った。

普段はスポーツ番組などの担当ながら企画を立案した生山氏は当時の出演者らが出る番組をコツコツと約400時間分ほど確認し、発言傾向などを確認。AIで処理する発言などの調整にあたった。ニュアンスも当事者側と細かく確認しながら放送にいたったといい、渡辺は「すごいですよね。過去の番組をたくさん確認して。その話だけでも頭が下がりますね」と感心していた。

特番で進行を務めた林田アナは2000年生まれで渡辺の娘と同い年。「当時の番組は見たことがなく不安もありましたが、今でも十分に楽しめる、こんな番組があったんだと衝撃的でした」と語った。収録時の思い出も明かし「当時の番組を見たことのある出演者のみなさんでもまた違った番組を見ているように楽しまれているのが印象的でした。今だと回答の幅もまた広がりますし、過去と現代が混ざり合うとこんな化学反応が起こるんだと衝撃的でした」と話した。

昨年12月の第2弾では、当時出演していたレジェンドとして山瀬まみや間寛平、峰竜太、渡辺正行らも出演。現代のタレントからは、ヒロミ、内田有紀、霜降り明星せいや、羽鳥慎一、ふくらPらが出演し、ヒロミが約30年前の妻松本伊代との結婚会見にタイムリープする企画なども行った。柏原Pはクイズ番組出演が少ない内田らの起用について「あまりクイズ番組に出るタイプではなかったらしいのですが、内田さんは第1弾を見て『出たい』と言ってくださって。うれしかったですね」。第3弾制作についても「準備は進めていますし、いければいいんじゃないかなと思っています。期待して待っていただけたら」と意欲をみせていた。【松尾幸之介】

◆「クイズ タイムリープ」 現代バラエティーで活躍する人気芸能人が過去番組にタイムリープして当時の問題に挑戦する新感覚クイズ番組。過去映像に合成で入り、AI技術を駆使して司会者とも会話しながら挑む。賞金100万円をかけた2チーム戦で戦う。進行は日テレの辻岡義堂、林田美学両アナウンサーが担った。

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