
<高校野球練習試合:横浜-東大>◇7日◇東大グラウンド
東京6大学野球の東大と、センバツ優勝候補の横浜との練習試合が行われ、5回までに横浜が8-1と大量リードした。
初回、先頭の阿部葉太外野手(3年)がセンターフェンス直撃の三塁打でチャンスメーク。2番の為永皓(ひかる)内野手(3年)の投ゴロで先制。2回には、2死一、三塁から再び阿部が右越え3ラン本塁打。4回にも1死一、三塁で遊ゴロの間に6点目の走者を迎え入れ、4打点目をたたき出した。5回には、指名打者で先発出場の奥村頼人投手(3年)の右越えソロ本塁打などで2点を加え東大を引き離した。
大阪からの移動の疲れもなんのその。この日午前9時から、大阪市内で行われた抽選会に参加した阿部は、抽選会が終わりすぐに新幹線に飛び乗り、東京・文京区にある東大グラウンドに到着したのは試合開始午後3時の15分前。すぐにユニホームに着替え整列に加わり、主将として打線をけん引している。
投げては最速150キロを誇る2年生右腕・織田翔希投手(2年)が先発。5回、1死一、三塁から左中間への適時二塁打を打たれ降板。4回1/3を投げ5安打1失点だった。