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【センバツ注目選手】早実・中村心大、昨夏甲子園3回戦敗退糧に成長 エースで主将として頂点へ


早稲田実業の中村心大投手が、第97回選抜高校野球大会に向け、甲子園での全国制覇を目指しています。エースナンバーを背負う中村は、140キロ台のストレートと変化球で打者を抑え、夏の甲子園では重要な経験を積みました。彼は2回戦で完封勝利を収め、投球の幅を広げるため、チェンジアップを習得し、制球力と球威をさらに向上させています。中村は新チームで初の主将に就任し、大きな責任を感じつつも、自らの努力でチームを引っ張っています。早実は、1957年以来のセンバツ優勝を目指します。

早実・中村心大(2024年11月7日撮影)

第97回選抜高校野球大会が、3月18日に甲子園球場で開幕する。日刊スポーツ高校野球取材班が注目する、全国の有望選手を紹介する。

   ◇   ◇   ◇

【早実(東京) 中村心大(なかむら・こうだい)投手(3年)177センチ、87キロ、左投げ左打ち】

早実の中村が甲子園に帰ってくる。「チームの目標は本当に日本一。センバツで必ず達成できるように頑張りたいと思います」と、胸を張る。昨夏からエースナンバーを背負い、140キロ台の力強い真っすぐを軸に、変化球で緩急をつけ打者を抑え込む。

投球はもちろん、一番の強みは、昨夏の甲子園での経験だ。3試合に登板。2回戦の鶴岡東(山形)戦では延長10回を投げ抜き完封勝利した。夏の甲子園後には「左バッターからカウントを取るため。右バッターはストレート以外に勝負球がなかった」と、新球のチェンジアップに挑戦。縦の変化を武器に加え、投球の幅を広げた。秋の大会後にはキャッチボールから意識を高め制球力と球威を磨いた。暇さえあれば、動画でいろいろな投手のフォームを研究。「力感ないフォームで質のいい真っすぐを制球できる」と、成長した姿を見せる。

新チームからは人生初の主将に就任。「あまり口に出して言うタイプではないので」と、今冬は誰よりも多い練習量でチームを引っ張った。夏、果たせなかった全国制覇へ。エース、そして主将として。王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)を擁した57年以来68年ぶりのセンバツ優勝を狙う。

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