
ロッテの開幕投手に昨季キャリアハイの12勝を挙げた小島和哉投手(28)が内定したことが5日、分かった。3年連続3度目。
ZOZOマリンスタジアムでの練習後に「開幕投手に決まっています」と、自ら明かした。沖縄・石垣島キャンプ中の2月9日に、吉井監督から伝えられたという。「責任も伴うので、しっかりと準備して結果を残せるように」と意気込みを語った。
3月28日から始まる開幕カードの相手は、昨季リーグ優勝を果たしたソフトバンク。これまでにも打倒ホークスへ、並々ならぬ思いを語ってきた。小島は昨季チームトップの白星を挙げたが、ソフトバンク相手には0勝2敗と1勝もできず、悔しさが残った。1月の自主トレから「ホークスに勝つことだけ考えて今、練習している。日本一を目指すにあたって、しっかりと倒さないといけないと思う」と、さまざまなシチュエーションを想定し、ソフトバンク打線の研究を重ねてきた。「去年ホークスにはボコボコにされたので。それ以外の球団に勝つことももちろん大事ですけど、僕が苦手なのはホークス。どうしたら勝てるかっていうのを、オフからずっと考えてやっているので、少しでも結果を出せたら」と話していた。
3年連続での大役に「2年連続で勝っていないので、まずは勝てるように頑張ります」と力を込めた。エース左腕が、三度目の正直でタカ狩りを成功させて、チームのスタートダッシュを決める。