
滝沢秀明氏(42)が代表取締役を務める芸能事務所TOBE所属の7人組男性グループ「IMP.」が9日、都内で、初主演する舞台「IMPACT」(5月1日初日)の制作発表会見に出席した。
同グループは佐藤新(24)基俊介(28)鈴木大河(26)影山拓也(27)松井奏(24)横原悠毅(28)椿泰我(27)。
初座長公演を佐藤は「シンプルにうれしかった」とした。「デビュー前にいろんな舞台を経験させいただき、偉大で尊敬する先輩方の背中を見てきたので、いつか座長として舞台に立てる日がくればいいなと思っていたのが形になった」といい、「責任感を持って最高の舞台を作っていかなくてはと、ドキドキワクワクです」と責任を感じつつも期待に胸を躍らせた。
同作の構成・演出は滝沢氏が担当。22年以来3年ぶりの演出となる。日刊スポーツなどの取材に応じた滝沢氏は、当時手がけていた舞台「滝沢歌舞伎」とのすみ分けについて「入り口は切り離すけど、過去も自分で作ってきたので、僕の世界感となるのは仕方がない部分はある」とし、「もちろん、IMP.がどうしたらよく見えるかだが、“滝沢ワールド”でいいのかな、と思っている。全部捨ててやる意識はなく、お客さんが求めるものを作っていく」と話した。
7人は19年の「滝沢歌舞伎」に出演。グループ初座長公演が滝沢氏の演出になることを受けて、佐藤は「うれしい」とした上で「緊張し過ぎておなかが痛い」と初々しさを見せた。
同作は愛知・御園座で開幕する。影山、基、椿は18年の「滝沢歌舞伎」で同舞台に立っている。影山は「同じ劇場で7年後に座長として立つのは感慨深い」とし、「いろんなことを学んだ場所でもあるので、当時先輩たちにしてもらったことを後輩たちにしてあげなければという立場になったんだな」と話した。その上で「初心を忘れず、さらに成長した姿を見せたい」と続け、「後輩がIMP.の背中を追ってくれるような期間になればいいなと思います」と話した。
新作舞台はショーと芝居の2部構成を予定。芝居パートでは滝沢氏自身がかつて「滝沢歌舞伎」で演じた「平将門」の上演が決まっているという。また、7月7日の配信デビューが決まっているCLASS SEVENから大東立樹(20)高田憐(16)近藤大海(18)横田大雅(15)中澤漣(15)が出演。さらに、エンディング曲は作詞北山宏光(39)作曲滝沢氏となることも発表された。
◆舞台「IMPACT」公演日程▼5月1~25日、名古屋・御園座▼5月30日~6月1日、金沢・本多の森 北電ホール▼6月6~8日、広島・広島文化学園HBGホール