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【神戸】吉田監督Cロナウド超え相手FWを警戒「シュートもパスも出せる」8強懸け5日に光州戦


ヴィッセル神戸は、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ラウンド16で韓国の光州と対戦します。試合を前に行われた公式会見では、吉田孝行監督とMF飯野七聖が試合への意気込みを語り、特に神戸は前回対戦での勝利に油断せず集中して戦うことを確認しました。光州の特に注目すべき選手として、指揮官はアルバニア代表FWヤシル・アサニを挙げ、その決定力に警戒を示しました。神戸は負傷者が続出している中でも、ホームでの第1戦で勝利を目指し、総力戦で挑む覚悟です。飯野は、自身のACL初得点の思い出の大会として、今試合で重要な役割を果たしたいという意欲を示しました。試合開始は午後7時に予定されています。

ACLE光州戦戦の公式会見に出席した神戸の吉田監督(左)とMF飯野(撮影・永田淳)

ヴィッセル神戸は5日に光州(韓国)とアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のラウンド16第1戦(ノエスタ)を戦う。 4日は神戸市内のいぶきの森球技場で公式練習を行った後、吉田孝行監督(47)とMF飯野七聖(28)がノエスタで行われた公式会見に出席。8強入りを懸けた試合への意気込みを語った。 11月の1次リーグ第4戦で2-0で勝利している相手との再戦に、吉田監督は「前回の試合は昨季の話。お互いメンバーも入れ替わっているし、チーム状況も違う。(前回対戦で)勝ったからこそ気を引き締めないといけない」と集中して臨むことを強調。「相手はいろんなバリエーションを持っているチーム。いろんなことをやってくるのは想定されるので、しっかり対応しなければいけない」と柔軟に戦う必要性を口にした。 1次リーグを4位で突破した相手の中で特に注意する選手は、アルバニア代表FWヤシル・アサニ(29)。1次リーグで6得点のFWクリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)、FWアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)を上回る7ゴールで得点王となっているレフティーに、指揮官は「カットインからのシュートもあるし、ゲームを作り、ゴールを決定付けるようなパスも出せる選手」と警戒心を強めた。 ホームアンドアウェーの2戦での決着となるが、指揮官は「まずは明日のホームでしっかり勝つことを目指す」と第1戦での勝利に強くこだわって挑むつもり。負傷離脱選手が続いている中ではあるが、総力を結集してアジア王者への道をつなげる覚悟。MF飯野は「けが人が帰ってきた時にポジションを譲り渡すような活躍ではチームのリーグ3連覇は難しい。チームの勝利に直結するような活躍を課題に持っている。ACLは3年前にヴィッセルに来て初めて点を取った大会。すごくいいイメージは持っているので、明日もしっかりと活躍したい」と力を込めた。 1次リーグで4位以上を確定させていたはずの神戸は、山東泰山(中国)の棄権によりそれまでの結果が適用外とされ、5位に転落。ラウンド16の第1戦をホームで戦うことになった。試合は午後7時キックオフ予定。【永田淳】

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