【神戸】１人少ない福岡相手に０－１で敗戦 リーグ連覇の王者がまさかの開幕４戦未勝利

神戸対福岡　前半、福岡見木のシュートが神戸のオウンゴールを誘う（撮影・前岡正明）

＜明治安田J1：神戸0－1福岡＞◇1日◇第4節◇ノエスタ

ヴィッセル神戸がアビスパ福岡に敗れ、リーグ開幕から4戦未勝利となった。

前節の京都サンガF.C.戦から先発5人を入れ替えた神戸は、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続き、前半40分にはオウンゴールで失点。リーグではクラブ最年少先発となったMF浜崎健斗（17）がアクセントを加えるプレーを見せたが、相手ゴールには迫れなかった。

1点ビハインドの神戸は後半開始からFW大迫勇也（34）とDF広瀬陸斗（29）、同16分にはDFマテウス・トゥーレル（25）とMF扇原貴宏（33）を投入。徐々に攻勢を強め、同30分に福岡DF上島拓巳（28）が2枚目のイエローカードで退場してからは押し込む時間を増やし、終盤には猛攻を仕掛けた。それでも粘る福岡ディフェンスを崩しきれないままタイムアップ。リーグ連覇の王者が、3連続ドローの後に今季初黒星を喫し、またも今季リーグ初勝利を逃した。

3連敗スタートとなっていた福岡は、アウェーで勝ち点3を獲得。アウェーで耐えて初勝利をつかんだ。