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佐々木朗希が森林火災の大船渡市に1000万円と寝具500組を寄付 自身も東日本大震災で避難


ドジャースに所属する佐々木朗希投手が、大船渡市の大規模森林火災に対して1000万円の災害見舞金と500組の寝具を寄付しました。寝具は避難所に設置されており、非常用の段ボールベッドで過ごしていた避難者にとって大きな支援となります。佐々木投手は東日本大震災で家族を失い、大船渡市に避難した経験があります。この支援活動は、その経験に基づき、避難者の実際のニーズを考えた結果であるとされています。

ブルペンでの投球練習を前にフォームを確認するドジャース佐々木(撮影・菅敏)

岩手県大船渡市は3日、大船渡高出身のドジャース佐々木朗希投手(23)から大規模森林火災へ災害見舞金1000万円と500組の寝具セットを寄付されたと発表した。見舞金は3日に入金され、寝具は枕、掛け布団、敷布団のセットで、250組が1日に市民体育館に届いた。残り250セットが、4日に届く予定となっている。

寝具は市内の小、中学校など、8カ所に設置されている避難所に配布される。これまで非常用の段ボールベッドなどに寝ている避難者もおり、市役所関係者は「明日、明後日は雪の予定ですし、大変ありがたい。朗希さんも(東日本大震災で)避難された経験があり、何がいいかを考えた上での意向だと聞いております」と話した。

佐々木は大船渡市に隣接する陸前高田市出身で、11年の東日本大震災では自宅が津波に流された。父と祖父母を亡くし、大船渡市に移住していた。

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