
<オープン戦:ドジャース-レッズ>◇4日(日本時間5日)◇アリゾナ州グレンデール
ドジャース佐々木朗希投手(23)が、オープン戦初登板のマウンドに上がった。
先発の山本由伸投手(26)に続く2番手として、1-2の5回から登板。先頭マルテは初球の99・2マイルの直球(約160キロ)で遊ゴロ。続くウィンズには、1ボールからツーシームを左翼芝生席へ特大のファウルとされ、2-1から98・8マイル(約159キロ)の直球を右前に運ばれた。1死一塁からはフェアチャイルドに死球を与えた。
1死一、二塁ではフリードルをスライダーで見逃し三振。続くマクレーンもカウント1-2から内角低めのカットボールで連続の見逃し三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。
佐々木は大船渡(岩手)から19年ドラフト1位でロッテへ入団。2年目の21年にプロ初登板を果たすと、22年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で史上16人目の完全試合を達成した。24年オフにポスティングシステムでメジャー挑戦を表明し、1月にドジャースとマイナー契約を結んだ。NPB通算64試合で29勝15敗。
2月21日(同22日)に一般女性との結婚を発表。3月4日には地元の大船渡で発生した大規模山火事に対し、災害見舞金1000万円と寝具セット500組が、佐々木から寄付されたことを大船渡市が発表した。