
<オープン戦:ドジャース4-2レッズ>◇4日(日本時間5日)◇アリゾナ州グレンデール
ドジャース佐々木朗希投手(23)が、オープン戦初登板で3イニングを投げ、2安打無失点、5奪三振と好投した。
先発の山本由伸投手(26)に続く2番手として5回から登板。先頭打者に対して初球、99・2マイル(約160キロ)の直球で遊ゴロに打ち取った。その後、安打と死球でピンチを背負ったが、無失点。2イニング目も無死二塁とされたが、後続を打ち取った。
直球の最速は99・3マイル(約160キロ)。落差のあるスプリットを有効に使い、落ち着いて投球した。
ロバーツ監督は試合後、「素晴らしかった。速球も99マイルを何度もマークして、ファンタスティックだった。スプリットでも空振りを何度も奪った。感情をよくコントロールして、ドジャースにとっても多くのいい事があった」と絶賛した。
佐々木はスプリットで相手打者がスイングした8球のうち、7球で空振りを奪った。同監督は「強く投げられていた。速球のように見えて、真っすぐ落ちたり、何球かは右に、左に(変化しながら)落ちて、捉えるのは難しい」と、精度の高さにうなずいた。