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【阪神】2軍新施設「1期生」ドラ2今朝丸裕喜が羽ばたく!「成長したい」子どもたちも期待


阪神2軍は、兵庫・尼崎市に新たに開設される「ゼロカーボンベースボールパーク」で初の練習を行いました。この新施設は環境に優しい設計で、甲子園と似たスタジアムを備えており、若手選手たちがスキルを磨く場として期待されています。ドラフト2位の今朝丸裕喜投手は、地元出身ということもあり、地元ファンからの期待を背負っています。今朝丸投手は、1軍昇格を目指し努力を誓いました。また、新施設には最新の分析機器や充実したトレーニング設備が整っており、選手たちの成長が期待されます。

尼崎市の歓迎セレモニーであいさつする阪神今朝丸(撮影・前岡正明)

待望の新虎の穴で若虎が牙を研ぐ! 阪神2軍は27日、阪神大物(だいもつ)駅にほど近い兵庫・尼崎市で3月1日に開業する新ファーム施設の「ゼロカーボンベースボールパーク」で初練習を行った。ドラフト2位の今朝丸裕喜投手(18=報徳学園)は、メイン球場の「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」のオープニングセレモニーに参加した子どもたちから、期待する選手に挙げられ決意新た。ダイモツからオオモノへの成長を期し、早期の1軍昇格を目指して鍛錬に励む。

   ◇   ◇   ◇

早くもスターのようだった。「期待している選手は誰かな?」。平田2軍監督が尋ねたその瞬間、セレモニーに参加していた子どもが「今朝丸選手!」と答えた。地元兵庫出身の最速151キロ右腕は突然マイクを回され、押し寄せた約1000人のファンの前で力強く宣言。「この素晴らしい環境で結果を出して、早く1軍で投げられるように頑張ります」と約束した。

「1番に今朝丸と言われてうれしかった。自分が1期生。いい環境に来た。しっかり成長したいです」

2軍前本拠地の鳴尾浜で過ごしたのは、1月の新人合同自主トレの約1カ月間だけ。1年目から多くの設備等が改良された好環境で過ごす。「球場(の広さなど)が甲子園そっくり。ここで経験を積んで本物の甲子園で早くプレーしたい」。2年連続センバツ準優勝に貢献した報徳学園時代に続き、プロでも聖地で活躍する。新施設で決意新たに、体作りから鍛錬に励む。

平田2軍監督の期待も大きい。「将来の先発ローテーションを守っていくピッチャーに育てないといけない」ときっぱり。その上で最寄りの阪神大物(だいもつ)駅にかけ、セレモニーでは「ここから必ず大物(おおもの)の選手が出ますよ」と宣言。「育成のタイガースとして、こういう環境をつくってくれた。小物じゃ困るよ」とジョークも交えて引き締めた。

今朝丸は沖縄・具志川での春季キャンプでライブBPで打者相手に初投球し、非凡なセンスを披露した。この日はランニングやキャッチボールで調整。新球場での登板は未定だが「この球場で早く投げたい。出番が来たら自分のピッチングができるように準備したい」と意気込んだ。オープニングゲームとして3月1、2日に開催される教育リーグ広島戦は全席完売。今朝丸らの若虎が、大物から1軍のカクテル光線を目指す。【塚本光】

<「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」での初練習>

◆六甲おろし合唱 練習開始前に歓迎セレモニーが行われ、尼崎市の松本真市長(45)があいさつ。近隣の尼崎市立浦風小、かしの木こども園の子どもたち約200人が球団歌の六甲おろしを合唱した。

◆「お疲れ生です」 今朝丸のユニホームを着た子どもが平田2軍監督に花束を贈呈する際に「お疲れ生です」と伝えた。23年日本一の際のビールかけで同監督が放った一言とあって「驚くよ。グッズの効果はすごいんだよ」と目を丸くしていた。

◆1000人 内野スタンドが無料で一般開放された。午前9時30分の開場前に約400人が長蛇の列をつくり、約1000人のファンが初練習を見守った。

◆グッズショップ メイン球場の1階にある「Tigers Shop next」が3月1日のオープンに先立ちプレオープン。限定商品も販売された。練習後に平田2軍監督と新マスコットの「コラッキー」が訪問。同監督がファンに「買ってよー! 買ってくれてるやん、ありがとー!」と呼び掛けた。

▽阪神山田 甲子園と同じ形なので広いなと感じましたし、いい球場をつくっていただいたなと。早く1軍に行って戦力として活躍したいと思います。

▽阪神井坪 鳴尾浜とは違うので、守備は結構苦労しそうだなと思います。フェンスとの距離感が難しい。左中間と右中間も広いので、あまりホームランも出ない印象です。

▽阪神中川 広いっすね。左中間、右中間が飛ばない。そういうところでホームラン打ったらだいぶ評価も上がると思う。長打が武器ではあるんで、そこはアピールできたら」

◆ゼロカーボンベースボールパーク 地球環境に優しい「脱炭素」を掲げた阪神ファームの新施設で、阪神大物駅から徒歩5分。甲子園で回収したビールカップを再利用した座席や、設置した太陽光パネルから発電し、年間電力使用量の8割強をカバーする。メイン球場の「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」は甲子園と同じ方角、形状で両翼95メートル、中堅118メートル。内野席は鳴尾浜(約570人)の約6倍の約3600席、臨時外野席は800人収容できる。室内練習場は甲子園室内の約1・5倍で、打撃練習は鳴尾浜の3倍の6レーンあり、うち3レーンはボール自動収集機能付き。ブルペンには最新鋭の分析機器が導入された。メイン球場の中堅後方には内野サイズのサブグラウンドも完備。3代目の選手寮兼クラブハウス「虎風荘」にはトレーニングルーム、流水プールや、サウナ、水風呂も完備された大浴場もあり、最大38選手の入寮が可能。

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