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【阪神】新2軍施設のゼロカーボンベースボールパークで練習開始 平田2軍監督「大物が出ます」


阪神は兵庫・尼崎市の新2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」での練習を開始し、内野スタンドが一般に開放された。多くのファンが集まり、尼崎市による歓迎セレモニーが行われた。セレモニーでは市長の挨拶や地元の子供たちの合唱があり、阪神の平田勝男2軍監督は「素晴らしい環境で大物選手が出ることを期待している」と感謝を述べた。また、今朝丸裕喜投手は早く1軍での活躍を目指すと意気込みを示した。

尼崎市の歓迎セレモニーであいさつする阪神平田2軍監督(撮影・前岡正明)

阪神が27日、兵庫・尼崎市の新2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」での練習を開始した。内野スタンドは一般開放され、開場前から多くのファンが列をつくった。

メイン球場の「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」では、練習開始前に尼崎市による歓迎セレモニーが行われた。

松本眞市長(45)のあいさつ、特産品、花束の贈呈、近隣の浦風小、かしの木こども園の子どもたちによる六甲おろし合唱が行われた後、平田勝男2軍監督(65)があいさつを行った。

「野球に打ち込める素晴らしい環境ができました。1年ぐらい尼崎市に住んでおりまして、縁があるなとつくづく感じております」と感慨深い表情。最寄りは阪神本線の大物(だいもつ)駅で「ここから必ず大物(おおもの)の選手が出ますよ。楽しみにしておいてください」と語った。

平田2軍監督は「期待している選手いますか」と質問。近本の名前を挙げた子どもに対して「近本はまだ宜野座」と笑った。

子どもたちからのリクエストを受けた今朝丸裕喜投手(18=報徳学園)は「素晴らしい環境で結果を出して、早く1軍で投げられるように頑張ります」と力を込めた。

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