
日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が26日、沖縄・名護でのキャンプをけがなく終えて、第1関門を突破した。
昨年はキャンプイン直前の自主トレで左足首を捻挫。今年はウオーミングアップで、芝生がぬれていた場合は5割程度の力で走るなど細心の注意を払って無事完走した。チームの主軸として期待される清宮は「けがはもったいない。けがなくできたのが良かったです」と繰り返した。
第2関門は結果と内容になる。今季の個人目標には30本塁打、100打点を掲げている。今キャンプでは実戦で22打数10安打と当たっているが、「まだまだ。ヒットが出ていることはいいけど、もっと長打を出したい」と調整ピッチを上げていく。囲み取材中に通りかかった新庄監督からは「ボケろよ!」と珍指令を受け、苦笑いを見せるも「優勝しか狙ってないです。全チームを圧倒できるような戦いを」と、まっすぐ前を見つめて真剣に語った。