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【日本ハム】新庄監督、球場フェンス改善を訴える「コンクリートと一緒ぐらい」樋口が負傷交代


中日ドラゴンズ対日本ハムの試合で、中日の樋口正修選手がフェンスに激突して負傷しました。この状況に対し、日本ハムの新庄剛志監督はフェンスの硬さに懸念を示し、改善を求めています。樋口選手は打球を追って全力で駆け、勢い余ってフェンスに顔面から衝突し、担架で運ばれました。新庄監督は外野手としての経験から球場のラバーの硬さを問題視し、「コンクリートのように硬い」と指摘しています。また、選手の安全確保のため、ラバーの柔軟性向上を希望し、フェンス付近の地面も改善が必要と述べました。新庄監督は選手の健康がプロ野球の未来を左右すると強調し、早急な対応を求めました。

中日対日本ハム 8回表、担架で運ばれる中日左翼手樋口を心配する新庄監督(右から2人目)(撮影・足立雅史)

<練習試合:中日3-5日本ハム>◇18日◇沖縄・北谷

日本ハム新庄剛志(53)が、フェンスに激突して負傷交代した中日樋口正修内野手(26)をおもんぱかり、フェンスの改善を求めた。

8回2死、マルティネスが放った左翼後方の打球を、樋口が猛ダッシュで捕球を試みた。だが捕球できず、勢いそのまま顔面からフェンスに激突。起き上がることができず、トレーナーやチームメート、井上一樹監督(53)も左翼まで駆けつけ状態を確認した。樋口は担架に乗せられて運ばれ、試合は約5分間中断した。

現役時代は外野手だった新庄監督は試合後、自ら口を開き「今日、練習前に僕いつも外野のラバーをチェックするんですけど。ちょっとこの球場のラバーはもう、レフト、外野手が後ろの打球を追いかけてあのスピードでぶつかったら本当にコンクリートと一緒ぐらいの硬さだなと思って。両チームケガしないでほしいなって思いながら…」とフェンスの硬さを懸念していたと明かした。

若手の樋口の心境も思いやった。「樋口君なんかは、ああいう打球をしっかり捕ってアピールをしないといけないんで、ああいう勢いには必ずなるんで。だったら、ラバーを柔らかくして、防げるとこは防いでもらいたいなってすごく思いました。もったいないでしょ。あれでケガをしたら。すごい腫れてましたもんね。たぶん、腕も首も全て…ちょっとかわいそうでしたね」と言葉を並べた。

さらに新庄監督は「プロ野球のキャンプをここで1カ月張るのであれば、あのラバーはもう間違いなく変えないと。ドラゴンズの球団の方は、しっかりお金をかけて直さないと今後、選手たちの寿命、プロ野球選手の寿命を短くする1つのポイントとなる。僕がファイターズの球場があの硬さだったら、僕がお金出して変えます。それぐらい危険なことなんで。来年のキャンプ、変わっていることを願いたいですよね。危ないです」と改善を訴えた。続けて「レフトの線を引いてるところの部分も山なりになっている。選手はものすごく追いかけるじゃないですか。そこで足をひねる可能性があるくらい山なりになってましたから。そこもですね」と話した。

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