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タレント高田純次(78)が、19日夜放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。若手時代の薄給からCMブレークで大金を稼ぐまでに至った経緯を語った。
高田のブレークのきっかけは、1985年から番組終了までの11年間レギュラー出演した日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」だった。だが、出演者の中で「俺と兵藤ゆきは、ほとんどギャラがなかった」と明かし、ビートたけし、松方弘樹さんら、そうそうたるメンバーの中で、もがいていた若手時代に言及した。
さすがにこのままでは厳しいと、3年やったところで、当時のプロデューサーに「もう少しギャラを上げていただけませんか」と交渉。すると「同じ月曜日の撮りだから(人気深夜番組の)『11PM』に出すよ」と出演番組を増やしてもらったという。
高田は「38歳から『元気が出るテレビ』やって、42歳ぐらいでその当時のサラリーマンの人と同じぐらいの給料になった」と告白。
MCのかまいたち山内健司から「どれくらいの額だったんですか」と聞かれ、高田は「手取りで月20万円もなかった。プロダクション(事務所)に入れないといけないし」と具体的な数字を挙げた。
そんな高田は、1988年に出演したドリンク剤のCMが話題になり、キャッチコピー「5時から男」で新語・流行語大賞の「流行語部門・大衆賞」を受賞しブレークした。その時のギャラは「ピン(1人)で、あのとき初めて手取りが2億円」になったと明かし「助かりました、生活が」と述懐した。