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<練習試合:ヤクルト4-1広島>◇15日◇沖縄・浦添
広島の新助っ人がそろって好発進した。サンドロ・ファビアン外野手(26=レンジャーズ)は「2番中堅」、エレフリス・モンテロ内野手(26=ロッキーズ)は「3番一塁」で先発。2打席での交代を予定したため、ともに上位打線に並んだ。
1回1死からまずファビアンがヤクルト先発松本に追い込まれながら直球をたたいて三遊間を破る左前打で出塁した。続くモンテロも追い込まれながら146キロを引っ張り左翼前に運んだ。日本球界に順応するため、対外試合初戦から2選手が志願しての出場。ファビアンは「試合に出て、日本球界に早く慣れたい。(今日は)とても良かったと思います。いい感覚で反応できた」と好感触を口にした。
モンテロは3度訪れた一塁での守備機会も落ち着いて処理した。鋭い当たりも2度あったが、いずれも反応して柔らかいハンドリングで好守。「練習でやっていることを出せたと思います。これからも毎日取り組んでいきながら、試合でいいパフォーマンスが出せるようにやっていきたい」と大きな胸を張って振り返った。
昨季は外国人野手2選手がそろって開幕早々に離脱する誤算があっただけに、今季の2選手には打線の得点源となることが期待されている。新井監督は「丁寧に打席に入っていた印象を受ける。まだ始まったばかりだから今からどんどん上げてほしいよね」と評価した。2選手は明日16日の阪神との練習試合にも出場を予定する。【前原淳】