【Ｊ１】33季目の開幕戦はＣ大阪が５発でダービー制す 35歳香川真司に20歳北野颯太２発

G大阪対C大阪　後半、C大阪香川はチーム3点目を決め手を広げて駆け出す（撮影・西尾就之）

＜明治安田J1：G大阪2－5C大阪＞◇14日◇第1節◇パナスタ

33シーズン目を迎えたJリーグが開幕し、J1のガンバ大阪とC大阪が対戦した。「大阪ダービー」1試合だけで幕を開け、C大阪が敵地で5発と爆発し、白星発進した。

C大阪は20歳FW北野颯太が、前半7分に2025年のJ1第1号ゴールを決めた。20歳以下でJ1シーズン第1号ゴールは94年の城彰二、00年の中田浩二、18年の田川亨介に次いで4人目となった。北野は2点目も決めた。

さらには35歳の元日本代表MF香川真司（35）もゴール。自身初の「大阪ダービー」弾となった。

敗れたG大阪は、高卒新人の18歳MF名和田我空（なわた・がく＝神村学園）がトップ下で先発デビューしたが、開幕弾はならなかった。

J1は15、16日に残り9の試合が行われる。今季は昨季に続いて20チームで争われ、12月6日まで。26年にシーズン移行を控えており、現行日程でのリーグ戦は今季が最後となる。