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山本由伸、相手に不足なし 東京Dで今永昇太と日本人開幕戦対決も「体の状態すごくいい」


ドジャースの山本由伸投手は、今シーズンの開幕投手として、東京ドームで開催されるカブス戦に意気込んでいる。日本人初の開幕戦対決が実現する可能性があり、山本は「日本のファンと自分自身が楽しみにしている」と意欲を示している。昨年、右肩痛で3カ月間戦線離脱したが、復帰後は好投を続け、ポストシーズンでも活躍を見せた。2年目の今季は、エースとしての役割も期待されており、山本自身もその責任を自覚している。彼はキャンプで積極的に練習を重ね、開幕戦に向けて良好な状態を維持していることを強調した。

試合後、会見で笑顔を見せるドジャース山本(撮影・菅敏)

【グレンデール(米アリゾナ州)13日(日本時間14日)=四竈衛】今季は由伸が「一番乗り」する。開幕投手に決まったドジャース山本由伸投手(26)が、3月18日に東京ドームで行われる開幕戦への意気込みを語った。相手のカブス今永昇太投手(31)が先発するとなれば、史上初めて日本人の開幕戦対決が実現する。2年目の今季、山本は先発ローテの柱としての自覚も十分。11日のブルペン入りに続き、14日(同15日)には投手陣の先陣を切って、フリー打撃に登板する。

   ◇   ◇   ◇

メジャー2年目で開幕投手の大役を任された山本は、先頭に立つ覚悟をのみ込むように抱負を口にした。「日本のファンの方も、自分自身も日本の球場でプレーできるのを楽しみにしているので、いい状態に持っていけたらと思います」。すでに投手コーチとのミーティングで伝達されていたこともあり、正面を見据えて明瞭な言葉を続けた。

公式戦の今季初登板は、東京ドームのマウンド。しかも、カ軍今永と投げ合うとなれば、注目度はさらにアップする。昨年9月10日の直接対決では、山本は4回1失点と踏ん張ったものの、救援投手が逆転され、7回3失点と粘った今永に白星を譲った。侍2人の投げ合いが日本で再現される可能性について、「ファンの皆さんも喜んでくださると思う」と話すなど、相手にとって不足はない。

「投手大谷」の不在、地元日本開催などの事情があるとはいえ、開幕投手の重責は変わらない。昨季は、6月途中に右肩痛で離脱。復帰まで約3カ月の時間を要した。もっとも、復帰後は完全復調。ポストシーズンでは快投を続け、世界一に貢献した。迎えた2年目は、開幕戦だけでなく、年間を通して「エース格」としての活躍が期待されており、山本自身も、求められる役割は十分に理解している。「去年はルーキーということでいろんな配慮をしていただいて、何とかシーズンを送れた。今年は軸として回れるように頑張りたい」と自覚をのぞかせた。

今キャンプでは、11日に一番乗りでブルペン入りしたのと同様に、14日には投手陣の先陣を切ってフリー打撃に登板することも決まった。「体の状態もすごくいいですし、全力でボールを投げられているので、ひとつずつ段階を上げて試合に近づいていけたらと思ってます」。昨年、12年契約を結んだ山本が、確かな足取りで「新エース」への階段をのぼり始めた。

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