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阪神からポスティングシステムを利用してフィリーズとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待選手として参加する青柳晃洋投手(31)は、ビザ取得の手続きで合流が遅れていると12日(日本時間13日)、ドンブロウスキー編成本部長が明らかにした。
フィリーズはこの日がバッテリー組の集合日だったが、青柳は間に合わず。キャンプ施設で会見した同編成本部長は「何人かはビザの問題で遅れている。コーヨーもそうだ。週末には合流できると思う」と見通しを示した。また、青柳との契約の経緯については「彼のことは国際担当のスカウト部門が何年か前から注目していた。彼はメジャー契約を模索していたが、それがかなわなかった。我々は彼を評価していたし、彼にチャンスを与える機会になった。先発陣の層も厚みを増す」と説明。さらに「彼は3Aでの登板もいとわないと考えている」と、青柳自身もマイナーでの出場を受け入れる覚悟であると明かした。
青柳は昨年12月にポスティングシステムを申請し、今年1月にフィリーズとマイナー契約。プロ9年目の昨季は12試合で2勝3敗、防御率3・69だった。NPB通算は154試合で61勝47敗、防御率3・08。まずはメジャーキャンプで開幕ロースター入りを争う。