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マンチェスター・シティーが欧州チャンピオンズリーグ(CL)のホームゲームで敗れるのは35試合ぶりだとスペイン紙マルカ電子版が12日に報じた。
マンチェスター・シティーは11日に行われた欧州CL決勝トーナメント・プレーオフ第1戦でレアル・マドリードをエティハド・スタジアムに迎えた。ハーランドのゴールで2度リードを奪うも、その度にエムバペとブラヒム・ディアスに同点にされ、終了間際にベリンガムにゴールを許し、2-3の逆転負けを喫した。
同紙によると、これはマンチェスター・シティーにとって、1-2で敗れた18年9月19日のリヨン戦以来、6年5カ月ぶりに欧州CLのホームゲームで敗れた試合となった。Rマドリードに今回敗れるまで、エティハド・スタジアムで行われた欧州CLで34戦無敗を誇っていた。
同紙は今回の逆転負けについて、ロドリ不在が大きく影響していると分析。マンチェスター・シティーはロドリが出場した公式戦260試合のうち、逆転負けを許したのはわずか6試合のみ(43試合ごとに1回)。一方、ロドリ不在の31試合では逆転負けを5回喫している(6試合ごとに1回)。
また、マンチェスター・シティーはRマドリードにシュートを20本打たれたが、これはグアルディオラ監督就任後のホームでのワースト記録となっている。
さらに今回、ハーランドの無敗記録も途絶えた。ハーランドはこれまで、エティハド・スタジアムでゴールを決めた試合で38戦無敗(34勝4分け)をキープしていたが、39試合目にして初めてホームで黒星を喫することとなった。(高橋智行通信員)