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中大合格の昨夏甲子園V京都国際・藤本陽毅&準V関東第一・高橋徹平、練習から順調ぶりアピール


昨夏の甲子園で活躍した藤本陽毅と高橋徹平が、中大野球部に入寮し1カ月が経過した。藤本は大学野球のレベルの高さを実感し、自主練習の重要性を強調。彼は高校時代にウイルス性肝炎での入院をきっかけに、自主練習の意義を学んだ。高橋も藤本から影響を受け、自主的な取り組み姿勢を改めている。藤本は「体を大きくし、勝負強い3番を目指す」と意気込み、高橋も「大学で3冠王を取り、不動の4番を目指す」と語る。2人は中大野球部で最強のチームづくりを誓っている。

中大 入寮、練習合流から1カ月経ち、笑顔で大学野球を語る高橋(左)と藤本(撮影・保坂淑子)

東都大学野球の中大のスポーツ推薦入学に合格した、昨夏甲子園優勝の京都国際の主将・藤本陽毅内野手と同準優勝の関東第一の主将・高橋徹平内野手(ともに3年)が、1月11日に同校野球部合宿所に入寮、練習に合流してから今日11日でちょうど1カ月が経った。東京・八王子市の同大グラウンドで汗を流した藤本は「大学はバッティング、守備にしても精度が高い。高校野球とは全然違う、というのを実感しています」。高橋は「高校に比べ練習時間が短いので、自主的にやらないと先輩たちを追い越せない、と思いました」と話し、笑顔で汗をぬぐった。

昨夏の決勝戦、主将としてチームをけん引した2人。大学で自主練習の大切さを痛感した1カ月。とくに高橋は、藤本の練習へ取り組む姿に影響を受けたという。「藤本は自主練習をやるタイプで影響を受けました。自分はもともと自主練習をするタイプじゃなかったので」。そう話すと、藤本は「照れますね」と、笑みを浮かべた。

そんな藤本に、自主練習の大切さを教えてくれたのは、病気だった。高校2年9月下旬から10月後半にかけて、ウイルス性肝炎を発症。入院しチームを離脱した。「僕がいない中、チームはセンバツ出場を決めてくれた。僕が復帰すると試合に出場できない選手が出てくる。恩返しのためにも意味のある練習をしようと、自主練習に力を入れるようになったんです」。センバツ後も、チームメートに影響され、努力を惜しまず。日本一の4番に成長した。大学に入っても、そのスタイルを変えるつもりはない。高橋を含めた他11人の1年生を巻き込み最強チームを作っていく。

昨夏の甲子園、決勝戦では4番として戦った2人。藤本は「まずは体を大きくして勝負強い3番が目標。首位打者、ベストナインを目指します」と言えば、高橋は「大学4年間で3冠王をとりたい。小さいころから『不動の4番』が目標。単打もコンタクト率も上げて打率を残せる4番打者になりたい」と、意気込む。昨夏の高校野球をけん引した2人が、強くたくましく中大の硬式野球部を盛り立てていく。【保坂淑子】

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